お別れ会の企画を担当していらっしゃるお母さま方、おつかれさまです!
お別れ会にぴったりな、お部屋で楽しめるゲームをいくつかご提案します。
ゲームを決める際に考慮すべきポイントもご紹介しますので、参考になれば幸いです。
おすすめのゲーム
じゃんけん列車
音楽が鳴っている間、全員お部屋の中を自由に歩きます。
音楽が止まったら、近くにいるお友だちと2人でじゃんけん。負けた子は、勝った子のうしろにつき、肩に手をかけてつながります。
以降は、音楽が止まったら先頭の子同士でじゃんけん。これを繰り返すと、だんだん列が長くなっていきます。1列になった時、先頭に立っていた子が優勝です。
最後にぐるーっとお部屋を回ると、「こんなに長くなったんだ!」ということが見えて、みんなで遊んでいる一体感を感じられます。
流す音楽はなんでも構いませんが、多くの園で「♪~ゴーゴーゴーゴー、じゃんけん列車」という曲で遊んでいると思います。
こどもが知っているゲームだと、スムーズに進行できますね。
【注意点】じゃんけんタイムごと、じゃんけんできていない子がいないか確認します。奇数などでじゃんけんできていない子がいた場合は、3人でじゃんけんしたり、次の回に必ずじゃんけんできるよう配慮します。
【アレンジ】音楽を早めたり遅めたりするのも楽しいです。ただし、走ると危ないので、チョコチョコ足を動かす程度にします。
最後の一人まで行わず、3人くらいを優勝としても良いので、時間調整ができます。
【親子で行う場合】こどものうしろに親がつき、こどもがじゃんけんすると良いでしょう。
じゃんけんゲーム
司会者など代表者が1名前に立ち、代表者相手に全員一斉にじゃんけんをします。
勝ったらもうひと勝負。負けたら座ります。(その場に座っても良いですし、まわりに並べた椅子などに座れば残った子が分かりやすいです。)
最後まで勝ち残った子が優勝です。
【アレンジ】最後の一人まで行わず、3人くらいを優勝としても良いので、時間調整ができます。
【親子で行う場合】こどもチームと保護者チームに分かれて一斉に行い、最後まで残っていた人のいるチームが勝ち。その場合、勝ち残っている人をみんなで応援すると、負けた人も最後までドキドキしながら楽しめます。
〇×クイズ
司会者の出すクイズに対して、〇か×かを当てるゲーム。
お部屋を〇のコーナーと×のコーナーの半分に区切って、制限時間内にどちらかに移動します。はずれたら、まわりに並べた椅子などに座ります。最後まで残った子が優勝です。
はじめは「幼稚園で飼っている動物はうさぎである」など全員が当てられる問題にし、少しずつ「園長先生の誕生日は〇月」などの難しい問題にしていくと良いでしょう。
【アレンジ】優勝者を決めずに、その場に座ったまま手で〇や×を作ってクイズに答えるだけでも、十分楽しめます。
【親子で行う場合】親子で一緒に考えながら答えると、ほほえましいゲームになります。
先生クイズ
「この先生は誰でしょう!?」
司会者の出すヒントが、園のどの先生に関することなのかを当てます。
ヒントは、「好きなキャラクターは〇〇」など言葉によるものでも良いですし、手や靴・髪形・エプロンなどの写真を撮っておいて、拡大したものを見せるのも良いでしょう。写真にすると年少さんにも分かりやすいです。「好きな芸能人」などは保護者が盛り上がりそうですね♪
こども達から次々と「〇〇先生!」「△△先生!」と声が上がると思うので、特に勝者を決めずに楽しむのが良いかと思います。
事前に先生方に協力していただく必要があります。
幼稚園クイズ
上記の<先生クイズ>の幼稚園バージョン。
例えば、すべりだいでしたら、パーツの写真などを用意しておきます。子ども達の好きな場所を問題にすると楽しめるでしょう。
紙コップリレー
チーム戦です。
一人一つの紙コップを持って、1列に並びます。スタートの合図で、ボールを落とさないよう、うしろに送っていきます。
先に最後の子まで送ったチームの勝ちです。最後の子が受け取ったら、手を挙げたり、指定の箱に入れたりすると、ゴールした順番が分かりやすいです。
紙コップに限らず、プリンカップなどなんでも良いです。ボールも、どんぐりなどでOK。
【アレンジ】2チーム並ぶスペースがない場合は、タイムを競っても楽しいです。タイムを競う形にすると、用意する紙コップも少なくて済みます。
【親子で行う場合】子→親→子→親…というように、大人が間に入るとゲームがスムーズに進行します。
この赤ちゃんはだーれ?クイズ
クラスの子どもたちの、赤ちゃんの時の写真を用意してもらい、拡大したものを出して誰だか当てます。
事前に保護者の協力を得られる場合に限ります。
また、人数が多いと時間がかかるので、人数の少ないクラス向けです。
ゲームを考える時に考慮すべきポイント
みんなで楽しい時間を過ごすために、考慮すると良いポイントをご紹介します。
- こどもの年齢・発達に合っているか?
当たり前ですが、例えばじゃんけんをするゲームは、こどもたちがじゃんけんを理解していないと成立しません。
こども達の発達に合わせます。
- お部屋の広さに合っているか?
列を作る場合、列を作れる十分な広さがあるかどうか、など。
- 時間は長すぎないか?
ひとつは、”全体的な時間”が長くならないように。
もうひとつは、負けた子などの”待機時間”が長くならないように、注意します。退屈になってしまったり、騒ぎ出したりすることもあります。待機時間が発生する場合は、待機中も間接的にゲームに参加できるように(応援をするなど)します。
- 保護者の様子はどうか?
保護者の中には、妊婦さんや腰の悪い方もいらっしゃいます。子どもをだっこする場面などはほほえましいものですが、楽しめない方がいると残念ですよね。全員が無理なく安全に楽しめるよう配慮します。
- 先生はどういった形で参加するか?
前に立ってじゃんけんをしたり、クイズを出したり…訳あって参加できない保護者の代わりになっていただいたり…。事前に決めておきます。
- 商品
勝者にプレゼントを渡すかどうかを考えます。渡す場合、全員に渡せるわけではないので、お金をかけたものでなくて良いと思います。(折り紙のメダルなど。)
- BGM
何をするかが決まったら、ぜひBGMを考えてみてください。もちろんなくても大丈夫なのですが、あると盛り上がるゲームもあります。例えば、上記の紙コップリレーなどは、スタートからゴールまでの間にアップテンポな曲があると盛り上がります。プレーヤーやピアノを借りられるよう、先生に相談しておきます。
いい案ができたら、当日は幹事のお母さま方も楽しんでくださいね!
こどもも保護者も先生も、みんなで楽しめるゲームタイムになることを祈っております♪(*^-^*)
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