ミシンを扱うにあたってまず知るべきである、「返し縫い」についてご説明します。
ミシンでの作業は、縫い始めと縫い終わりに「返し縫い」することが基本です。基本中の基本なので、本やネット上で見る作り方の説明文には明記されていないことも多いですが、丈夫な作品を作るために、必ず行わなければならない作業です。
返し縫いとは?
縫い始めと縫い終わりに、引き返して重ねて縫うことをいいます。
ミシンは手縫いと違って端を玉止めしません。返し縫いを行っていないと、生地を少し引っ張るだけで、端から糸がほどけてきてしまいます。
最初と最後は必ず返し縫いをしましょう。
返し縫いのやり方
縫い始め
①縫いたいところのスタート地点に針を落とします。
②ミシンをスタートさせて、3~4針縫ったところで一度止めます。
③返し縫いのスイッチを押します。
針が進む方向が逆転しますので、最初に針を落としたところまで3~4針戻します。
④改めてミシンをスタートさせて、縫い終わり位置まで縫い進めます。
縫い終わり
①縫い終わり位置まで縫ったら、一度止めます。
②返し縫いのスイッチを押して、3~4針戻ります。
③改めてミシンをスタートさせて、縫い終わり位置まで縫います。
④糸を切って、できあがり!
ミシンでのハンドメイドを楽しみましょう♪(^^)
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